JACTEC(日中技術経済交流協同組合)の口コミや評判
最終更新日:2023/02/21
名称:JACTEC協同組合
住所:〒254-0018 神奈川県平塚市東真土1-5-1
電話番号:0463-79-6660
日本にはたくさんの国から外国人技能実習生がやってきています。しかし企業が外国人技能実習生を受け入れるためにはさまざまな手続きがあり、規則も厳しく設けられているため、ほとんどの場合は橋渡し役として監理団体がサポートを行っています。今回は30年以上の受け入れ実績を持つJACTEC(日中技術経済交流協同組合)を紹介します。
30年以上、外国人技能実習生を受け入れてきた実績あり
少子高齢化が進み働き手が減っている日本では多くの業種で人手不足が深刻になっていて、その労働力を補うために外国人技能実習生を受け入れていると考える人も少なくありません。
たしかに労働力として今や外国人技能実習生は日本の産業界で欠かせない存在になってはいますが、外国人技能実習制度の目的は国内の人手不足の解消ではありません。日本が先進国としての責任を持って役割を果たしつつ、技術や知識を開発途上国へと移転させること、また開発途上国の経済的な発展に貢献する人材の育成を手助けすることが本来の目的です。
そのため、冒頭でも述べた通り企業が外国人技能実習生を受け入れるためにはたくさんの手続きが必要で、それをサポートしてくれるのがJACTECのような監理団体です。監理団体は、外国人技能実習生を受け入れたいと考えている企業からの依頼にもとづき、外国人技能実習生の送出国にある送出機関と日本の受け入れ企業との間に入って手続きや実習生のフォローをします。
JACTECは1991年から外国人技能実習生の受け入れを開始して、現在にいたるまで30年以上継続的に受け入れてきた実績があります。さらに、2017年11月には一般監理事業の許可も受けています。
一般監理事業を行うためには、実習生の指導や相談に対する体制が所定の要件を満たしていることはもちろん、法令違反をしていないことなどが条件になります。技能実習3号(4・5年目)を監理できるのも一般管理事業の許可を受けた監理団体のみです。
つまり、一般監理事業を行うことができる監理団体は一定の水準を満たした優良な監理団体であるといえます。JACTECは主に中国からの外国人技能実習生を受け入れていましたが、2018年以降はベトナムからも受け入れを開始しました。これまでに2,100人以上の外国人技能実習生の受け入れ実績がある、信頼できる監理団体です。
企業と外国人技能実習生の双方に寄り添って継続的にサポート
外国人技能実習生の受け入れには、企業側にも実習生側にもさまざまなサポートが必要です。まず、技能実習生の受け入れが実際に開始されるまでに送出機関と連携を取りつつ日本語の習得度などの選考や面接を行います。
さらに、受け入れが決まったあとも地方入国管理局に申請を行って入国許可を得たり、手続きをしたりと、実際に技能実習生が入国するまでにクリアしないといけないことがたくさんあります。JACTECでは技能実習生が来日してから約1か月間、組合内の外国人スタッフが担当教師となり、日本語の学習指導や生活面の相談に乗ってくれます。
はじめて訪れた国で、家族とも離れた状況の中、技能実習生は大きな不安とストレスを抱えています。自分と同じ外国人のスタッフが親身になって指導してくれれば安心できますよね。
JACTECではその後も担当教師が継続して3年および5年間の実習中の訪問指導担当者になり、技能実習生にとって頼れる存在になってくれます。母国語で気兼ねなく話せる相手というのは何よりも支えになるうえ、企業側にとっても監理団体を通して技能実習生を受け入れることにはたくさんのメリットがあります。
受け入れに関する手続きなどを代行してくれるためスムーズに受け入れを進めることができるうえ、そのあとも何かトラブルが生じた場合はサポートしてくれます。技能実習生と企業の間にJACTECのような監理団体が入ることによって、双方にとってよりよい関係と環境を作ることができているのです。
外国人技能実習生を受け入れる方法は企業単独型と監理団体型の2つ
企業が外国人技能実習生を受け入れる方法には、企業単独型と監理団体型の2つがあります。企業単独型は監理団体を通さず、企業だけで受け入れを行います。
監理団体に支払うコストの削減にはなりますが、その分受け入れに関する手続きなども自社でやらなければならず、手間は増えます。また、受け入れ後の技能実習生の生活面や教育面でのフォローなども求められます。
さらに、海外に支店や関連企業などがあることが条件となっていて、ハードルも高いのが現状です。それに対して、監理団体型はJACTECのような監理団体がさまざまなサポートをしてくれるため、技能実習生の受け入れを検討する企業の大多数は監理団体型を選択しています。
JACTECには、指定の都道府県に事業所があること、指定の業種であることを条件に、1口2万円の出資金を1口以上出資することで加入できます。企業がJACTECの組合員となることで技能実習生の受け入れが可能になり、サポートも受けられるようになるのです。
まとめ
外国人技能実習生の受け入れを行う際、監理団体を利用することにより、企業はスムーズに受け入れを行うことができ、技能実習生側も教育やフォローを受けることができます。双方にとってメリットが多いため、技能実習生を受け入れる際には監理団体型を選択するほうが安心です。また、監理団体を選ぶ際には一般監理事業を許可されているかなど、信頼できる監理団体かどうかをよく見極めるようにしましょう。